トミー ~この平凡で退屈な日常に祝福を!~

クソ投稿者によるクソみたいなブログです笑 暇つぶしにどうぞ笑

『けものフレンズ1』が好きだった人にとって、何が「地雷」なのか??

今回の記事は久々にアニメ・漫画の記事を書くことにしよう(笑)

 

 

今年の冬アニメは何かと話題にはなりましたね(笑)

 

 

その冬アニメの中でも今、ナニかと話題な「けものフレンズ」」について話をしていこうかと思います。

 

 

アニオタなら知っているであろう「けものフレンズ」。。

 

 

1期の完成度の高さから、「たつき監督、神!!」「最高傑作!」と言われるぐらい評判の高かったけものフレンズ1期でしたが、1期終了後、功労者であるたつき監督と製作会社の「ヤオヨロズ」がまさかの降板という采配に業界がざわつきました。。

 

 

これは原作者(あの有名?なケ〇ロ軍曹を生み出した人)と局のプロデューサーによる裏工作があったに違いないと言われており、たつき監督が創り上げた「けものフレンズ」を奪い取り、更にたつき監督を除け者にしたこの扱いに批判が殺到しました。

 

 

その中で今年の冬アニメ枠として「けものフレンズ2」が放送されました。

 

 

しかし、「けものフレンズ1」の脚本や演出といった役割もたつき監督が担っていたこともあり、この「けものフレンズ2」は毎話放送されるごとに脚本・演出の拙さが出ており、もちろん評価にも直結し右肩下がりになりました。

 

 

 

そして、挙句の果てには、「けものフレンズ2」で新しい伏線を広げ過ぎてしまった結果、最終話でそれを拾いきれずにそのまま放送終了になりました。

 

 

 

たつき監督が創り上げた「けものフレンズ1」は、新しく抜擢された監督、そしてそれに関わったプロデューサーによって創られた「けものフレンズ2」によって見事に崩壊しました。

 

 

ニコニコ生放送後、評価は平成で放送されたアニメの中で最も最低な評価になり、「平成最後で最大のクソアニメ」と化しました。。

 

 

大人である僕が子供向け?に創られた「けものフレンズ」に対して大人げない意見を言うのはお門違いであると思っているのだが、「けものフレンズ1」の出来の良さに惹かれていたこともあり、今回のこの「けものフレンズ2」は非常に残念であるとしか言えない。

 

 

けものフレンズ1」に僕が惹かれた理由をちょっと今回は長くなると思うが、述べていこうと思う。。

 



けものフレンズ1』は「子ども向け」……厳密に言えば、「子ども向けであってもおかしくない」、あるいは「子どもでも安心して観られる」作品である。

 


だが、そんなことは何一つ関係ないのだ。

大事なのは、

 

「圧倒的繊細さで、骨太のロードムービーと、不穏さと不穏さを覆すカタルシスを詰め込んできた」……

 

その上でさらに。


「最初から最後まで、圧倒的包容力と、世界の優しさを失わなかった( = 静的に紐付けられたテーマに対しての態度が徹底的に一貫していた)」

という、作品の特異性が、あまりにも特筆すべきものであることだ。

 


その特筆性は、否応なく僕らの……オタクの、あるいはアニメファンの、あるいは疲れた社会人の心をガッツリと掴んだ。

逆は、比較的多いのだ。

 


「最初は平穏でゆるふわな世界が、悲惨な崩壊を遂げる」。

 


魔法少女まどか☆マギカ』もそうだし、他に有名な作品だと『ひぐらしのなく頃に』あたりもそうだろう。

 

 

けものフレンズ』の描いた世界は僕が知る限り…類型が、まったくない。

 


……アンパンマンに近い?

 


そうだ、意外とアンパンマンは『けものフレンズ1』に近いかもしれないぞ。
いや、アンパンマンはそもそもロードムービーじゃないし、あんな骨太の不穏さはない、それにノスタルジーも別にない。(むしろそんなアンパンマンは見る気になれない)

 


語っていなかったが、けものフレンズを語るときに「ノスタルジー」は外せない要素だ。不穏さの裏側にある「滅びたもの」の描写が見事だった。それは作品自体に「子供向けコンテンツ」の残り香があることと見事に呼応していた……

 



そろそろこの記事の本題である「『けものフレンズ1』が好きだった人にとっての『地雷』」について語っていこう。

 

 

 

とある漫画家の人がTwitterで言っていたのだが、

けものフレンズ2。一部の人達が親の仇のごとく嫌ってる9話だけを見てみたんだけど、何の他愛もない子供向けアニメという印象。いい大人がこのアニメの機微なクオリティを云々しているのは滑稽でしかないと思う。君達、もうけもフレは卒業だ。ガンダムを見よう!」

 

 

もうここまで書けば、「一体何が良くないか」羅列する必要はないと思う。。

 

が、強いて言うならば。

 

「子供向けだから機微を語るべきではない」

 

は、あらゆる意味でマズイ言葉だと僕は思う。

そこらへんの機微をびっくりするほど煮詰めていたのが『けものフレンズ1』という作品だったのだ。



ここまで書いておいた何なのだが、『けものフレンズ2』という作品について、僕はあまり触れたくない。

 

 

だが、僕の知る範囲で……実際に観た範囲で語るなら。

 

 

脚本がエンターテイメントとして基準に達していなかった。
それに何より、端的に、真摯じゃなかった。
それだけだ。

 

 

いい大人がこのアニメの機微なクオリティを云々しているのは滑稽でしかないと思う

 

 

に関しては言ってはいけない事だと思う。

 

 

・ファンはその作品が好きだから、怒る。
・ファンはその作品が好きだから、執着する。
・ファンはその作品を愛しているから、怒る。

 

 

いくら幼稚でも稚拙でも、ロクでもないものでも、好きだから、語りたくなるんです。

 


名作と言われる作品は、

 

「答えてくれるんです。」「応えてくれるんです。」

 


……それくらいの作品「だった」んです、『けものフレンズ1』という作品は。

 


それを「僕らが見るべきものじゃない」は、その時点で、全ての可能性を閉ざすんです。※更に細かいことを言うと、例えば『しましまとらのしまじろう』みたいなもう誰がどう観ても「子供向け」の作品もあるにはある。だけど「君らは対象年齢じゃない」という。(まぁそれに対しても真剣に批評する大人は存在するわけだけど、それは別にして……)

 


一方、『けものフレンズ1』『2』は、明らかにそういった文脈の作品じゃないっていうこと自体も無視できることではないのですが、ここで主張すると本筋から外れる可能性が高いのでここでは言いません。

 


もちろん、「愛」ゆえに全ての怒りや暴言が肯定されるとは言わない。

 


だけど「怒りを生むほどの愛がそこに存在する」と認識していれば、そんなことは絶対に言わないと思う。(上記で述べた漫画家もそうだし、Twitter上で感情をむき出しにして来たリプに返すけもフレ2監督やプロデューサーにも当てはまりますよ)

 

 

とにかく僕は今回の記事を通して言いたかったことは、

 

「ファンの応援あっての作品制作」

 

であると思う。

 

 

話が支離滅裂になっていることに間違いないと思うのですが、僕が言いたい事は以上です。少々僕も感情的になってブログを書いた部分もあるので、謝罪します。申し訳ありませんでした。

 

 

長文でしたがここまで読んでくださり、ありがとうございます。。

次回の記事もまた機会があればぜひ読んでください。。