好きなものと苦手なものがあるのは、人間として自然な本能だそうです
子どもがピーマンを嫌いがちなのは「苦いから」だそうです。
苦いものを嫌がるのは、人間の本能として「苦いってことは毒じゃね?危ねえから食べんどこ」っていう自然な反応なんだとか。
酸っぱいものに対しても、「腐ってるかもしれんげ、食べんどこ」という反応が起こるため、小さい子どもは本能的に嫌いがちだと専門学校時代の講師が言っていました。
で、だんだん成長するにつれて、「お、苦くても安全な食べ物もあるやんけ!」ということを学び、だんだん好き嫌いがなくなっていくんだそうです。一理ありますね。
しかし、その考えだと「おいしい=体にいい」となりそうなものです。でもポテトチップスやラーメンはおいしいのに体に良くはありませんよね。
昔の人間は餓死という危険がリアルにあったので、単純に「カロリーが高い=体にいい」とインプットされているのだそう。
今でこそ太っている人は健康を害するとかなんだとか言われますけど、もし今日本から一切食べ物がなくなったらたぶん太っている人が最後まで残りますからね。
しかし、こんな飽食の時代が長く続いていけば、いつか本当に「体にいいもの」を美味しく感じるように人間は進化していくかもしれませんね。
ひじきとかわかめとかが高級食材になるんですかね...